工員の手仕事

蛇口が製品としてみなさんのお手元に届くまで、どーゆう行程で作られているか知っていますか?
ひとつひとつの行程は、機械を使用し、とても便利にはなってきていますが、人の手作業なしでは考えられません。
そんな、製品として出来上がるまでの工員の手仕事を簡単ではありますが、行程順に紹介したいと思います。

インゴット
蛇口の原料「インゴット」

1.鋳造(ちゅうぞう)

溶けた金属の液体を砂でできた型の中に流し込み、冷やし固めて型の中から金属を取り出すと、その型のくぼみそのままの金属のかたまりが出来上がります。
この工程のことを鋳造(ちゅうぞう)といいます。
冷凍庫で氷を作るような感じでしょうか?今は複雑な形の氷も作れるみたいですね。

鋳造完成品
鋳造完成品
表面はでこぼこしています。素手で触ると危険!
鋳造

2.加工

鋳造でできた蛇口の部品や本体は本当に金属のかたまりなので、それにネジや溝などを切ってそのほかの部品を組み付けることができるようにするのがここ加工です。
1mmの1/100、つまり0.01mmの精度を出すことに血眼になってがんばっています。
ちなみに僕の髪の毛は太さが0.07mm、ということは0.01mmってすごいんですね!

加工完成品
加工完成品
ねじ部分出来上がりました!まだ表面はでこぼこです。
加工

3.研磨

加工でできた蛇口の部品や本体は、いつも皆さんが目にする蛇口とは似ても似つかない表面でデコボコになっています。
このデコボコをきれいにしてあげる工程がこの研磨工程(削り・磨きの工程)です。
サンドペーパーや布をぐるぐると回転させてデコボコを少しずつ削って滑らかにしていきます。

研磨完成品
研磨完成品
表面が自分の顔が写り込むほど、ピカピカになりました!
研磨

4.メッキ

金属の表面に金属の薄い膜をかぶせる技術のことを「メッキ」といいます。
金属の表面についた薄い膜の金属クロムは見た目がきれいで、非常に硬く、変色しにくいので飾り用のメッキとして広く使用されています。
ここまでくると、皆さんが毎日、洗面所やお風呂で目にしている蛇口の形に近づいています。

メッキ完成品
メッキ完成品
みなさんが普段見ている蛇口の輝きがでてきました。
メッキ

5.組立

いろいろな部品を本体に組み付けて、最終的に決められた通りのものになっていることを検査する工程がここ組立です。
やっと、皆さんの家庭で見覚えのある姿になりました。

組立完成品
組立完成品
これで蛇口の完成です。
組立

その他の工員の業務

営業・業務

皆さんとの窓口業務全般(コミュニケーション)を請け負っているのがここ営業・業務です。
商品提案から始まり、電話での対応や集金回収にいたるまで、すべてにおいてかかわっています。
朝一番にやることは発声練習?あ・え・い・う・え・お・あ・お・・・。

商品開発

メーカーから依頼を受けた製品や、ミズタニバルブ発案による製品の企画立案から設計に至るまで、商品の技術的な仕様をつくりこむのがここ商品開発です。
毎日コンピューターとにらめっこかと思いきや、体を動かす試作作りや試験がことのほか多いんですよ。

生産管理

組立に必要な量産部品の調達や組立への支給、鋳造から組立に至るまでの社内生産の段取りなどの調整役がここ生産管理です。
交通整理のおまわりさんみたいな感じなのでしょうか?

品質管理

皆さんに満足していただける品質を守るために、社内外を問わず品質の基準、規格を決定しているのがここ品質管理です。
品質という名のもとに善悪を判断するお奉行様のような役割でしょうか?